2023.12.12
令和5年度 第5回 講演会 実施概要
主催 | (一社)神奈川ビルヂング協会 教育啓発委員会 |
開催日時 | 令和5年12月8日(金)14:00~16:00 |
会場 | 神奈川中小企業センター 13階 第1会議室 |
講 演 | 「アフターコロナにおけるオフィスビルの最新課題を考える」 |
講 師 | (一社)日本ビルヂング協会連合会 事務局 金子 衛 様 |
参 加 | 16社、22名 |
概 要 | ・映像を見ながら、ご説明、・資料:講師より提供資料を配付 1-コロナ禍のビル業界を振り返る 2-オフィスビル市況とテナントの需要動向 3-働き方の多様化に対応するワークプレイス 4-オフィスワーカーの快適性向上を図る |
内 容 | 1.コロナ禍のビル業界を振り返る ・コロナ禍のもと自粛の動きが広がる。 ・当連合会は2020年5月29日「ビル事業における新型コロナウィルス感染症、感染拡大予防ガイドライン」を交換 ・当連合会は「新型コロナ感染症対策に関する緊急アンケート調査」を実施 ・ビル経営センターでは2020年9月29日、町田弁護士により「新型コロナウィルスによる法定課題」というオンラインセミナーを急遽開催 ・ビル協会の定期総会行事にも影響、 ・2023年5月から新型コロナによる自粛は個人判断に ・当連合会は2023年5月8日「ビル事業における新型コロナウィルス感染症、感染拡大予防ガイドライン」を廃止 2.オフィスビル市況とテナントの需要動向 ・2023年度と2025年度にオフィス大量供給の山がある(東京) ・オフィス空室率は比較的高い水準で小幅な動きを繰り返し(東京) ・募集賃料は坪28,000円前後で推移し、横ばい(東京) ・オフィス「拡張したい」の割合が「縮小したい」の2倍 ・テレワークから出社の流れが顕著も出社・在社のハイブリット定着 ・出社率増加により、30%超がオフィスを手狭と感じている ・会議室不足は、ハイブリット定着により出社時の対面重視のため ・在宅勤務は漸減も高止まり、サテライトオフィスは順調に増加 ・テナントは、セキュリティ・衛生管理・耐震性能など安全安心を重視 3.働き方の多様化に対応するワークプレイス ・コロナ禍でフルタイムワークからハイブリットに加速 ・センターオフィスの魅力づくりとサテライトやワーケーションなど選択肢の多様化という両極が求められている ・働き方改革はコロナ禍以前から重要課題であった ・わが国の生産年齢人口は減少、他の先進国と比較しても顕著 ・わが国の労働生産性は他の先進国と比較して低く、その差が拡大 ・オフィスの働き方を見直すべき理由 ・かつてオフィスは対抗島型が多かったが、プライバシー制約、気が散る ・ABWがコロナ禍で普及加速、 ・ABWの提言がかなり現実化 ・事例1―三菱地所の取組:ワーケーションは6拠点 ・事例2―ザイマックスのサテライトオフィス「ZXY」 ・事例3―世界一集中できるワークスペース「Think Lab」 <特集 神山町の奇跡> 4.オフィスワーカーの快適性向上を図る ・「Well-Being」重要なキーワード、取り組む6つの視点、詳細 ・CASBEEウエルネスオフィスの概要 ・事例1-コワーキングスペース ・事例2-京都・けいはんな学研都市の実証実験 ・事例3-表賛同「ミナガワビレッジ」 ◇質問等は、特になし。 (事務局)一般社団法人 神奈川ビルヂング協会 事務局長 塚田 洋一 会員の皆さまは下記の会員専用ページにて動画を視聴することができます。 会員専用ページはこちら |