2023.11.24
令和5年度 第4回 講演会 実施概要
主 催 | (一社)神奈川ビルヂング協会 教育啓発委員会 |
日 時 | 令和5年11月20日(月)14:00~16:00 |
会 場 | 産業貿易センター 地下1階 会議室 |
出 席 | 当日出席27名(申込36名) |
講 演 | 「横浜のオフィス市場の動向」 ・2023年の横浜ビジネス地区の最新状況 これからの横浜ビジネス地区の見通し 等 講師:三鬼商事(株)横浜支店 支店長 早川 智之 氏 |
資 料 | ① レジュメ ② 横浜・2023年 オフィスビル市況 |
【内容】 | ・資料に基づき、詳細内容を含め説明された。 1-全国のオフィスビル市況 2023年9月 全国比較、東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡、横浜 (対前年同月比)・平均空室率は、概ね昨年と同じ。・平均賃料:東京は若干DN。ほかは若干UP。 2-横浜ビジネス地区のオフィスビル市況 ・横浜ビジネス地区 主要4地区:関内、横浜駅、新横浜、みなとみらい21 延床面積500坪以上、統計対象棟数425棟、延床面積約146万坪、貸室面積約90万坪 ・2023年9月時点(前年同月比):空室率6.92%(UP)、空室面積61,974坪(UP)、平均賃料12,611円(UP) ・平均空室率の推移、募集面積と成約面積の推移、地区別平均の推移 ・空室のあるビル比率、入手契約件数の比較、ビジネス地区の動き 3-川崎、本厚木地区のオフィスビル市況 ・川崎駅前地区 平均空室率の推移、川崎駅周辺地区の平均賃料の推移 ・本厚木駅周辺地区 平均空室率の推移、平均賃料の推移 4-2023年以降 竣工・予定ビル(横浜) ・新築ビル供給量(延床面積)、 ・具体な案件:みなとみらい21地区、新横浜地区、関内地区 5-本日のまとめ ・横浜ビジネス地区は、賃料の割安感のあるエリアで中小オフィスの引き合いが堅調。横浜駅エリアでは駅前業種の引き合い多い。大型テナントの動きは少なく、秋意向、引き合いは増えつつある。 ・みなとみらい21地区の新規ビルに少しずつ引き合いが増え、今後の市場動向に注目が集まる。 ・コロナの影響が一番大きかった武蔵小杉は、空室率も落ち着いてきた。川崎駅周辺は、まだ難しい市場の中、来年は川崎市の解約が続く。中小オフィスの引き合いは少なくなく、大型テナントの動向が気になる。 6-質疑応答 Q1-賃料の値上げは? A1-元々低い賃料を上げる話はあるが、コロナ影響で上げる状況は聞かない。 Q2-東京の供給が多い状況で、横浜のテナント誘致への影響は? A2-東京と横浜は競合していない。東京の需要動向の次に横浜で、横浜支店や横浜立地への希望による。 以上 (筆 事務局)一般社団法人 神奈川ビルヂング協会 事務局長 塚田 洋一 会員の皆さまは下記の会員専用ページにて動画を視聴することができます。 会員専用ページはこちら |